アマチュア無線機　買取

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アマチュア無線機は古くから趣味として存在する性別、国籍を問わず無線による通信で交流が出来る無線機です。アマチュア無線機で通信を行う無線技士のことを「ハム」と呼び、国内では国家資格と許可を得れば無線業務が出来るようになります。でも、中には「携帯やインターネットが普及している現代に、そんな古い技術で何をしようと言うのか」などと考えてしまう方も少なからず居るのでは無いかと思います。ところが、アマチュア無線機はインターネットや携帯には無い、優れた通信技術を持っています。まず、電源です。バッテリーは乾電池で動かせるので確保さえ出来れば問題なく動かせます。そして、単独での通信が可能で衛星を通じてやインターネットを介しての通信ではなくVHFやUHFという周波数を利用するので、携帯の回線が混み合っていたり、天候によって繋がりにくくなるという事も無いのです。更にはAMやFMのラジオを聞ける上、中には航空無線や海上無線などを受信できてしまう物まであるのです。

趣味として使われることが多いアマチュア無線機ですが、災害時にとても役に立つのです。現に阪神淡路大震災や東日本大震災での情報提供に貢献しています。また、中央防災会議により作成される防災基本計画にアマチュア無線機について記述があり、政府からも災害時に役立つ情報通信手段として認知されている証拠です。実際に阿久比町では災害時にアマチュア無線を用いた情報収集に協力する協定を結んでおり、アマチュア無線家の参加を募っています。ただ、アマチュア無線を利用している方々は決してプロではなくて、あくまでも利益を得ずに趣味の範囲として行っているに過ぎないのです。災害時には便利と言っても、場合によってはデマや嘘が流れてくる可能性も十分に考えられます。また、通信を行うにあたり多くの決まり事があるので、それを守らなければ「電波法」に違反してしまいます。節度やモラルを大切にする姿勢も重要なのです。